ドラックストアの仕事内容とは：調剤ゲッターズ


仕事内容で決める薬剤師の就業場所

薬剤師の就業場所で多いのは薬局、病院、ドラッグストアです。薬局や病院では薬剤師としての資格を発揮するには最適ではあります。しかし、ドラッグストアでは薬以外の商品を販売していることから、レジや商品陳列といった本来の仕事内容からかけ離れたこともしなければいけません。

もちろん、抵抗がなければ問題ありませんが、薬剤師の資格がありながら少し違うこともしなければいけないことで違和感がある方には向いていません。また、収入の面でも就業場所により格差もありますから出来れば高収入を得られる所で働きたいのは当たり前です。

仕事内容と収入が比例していて、なおかつに人間関係の雰囲気のいいところであれば文句なく働くことができます。妥協せず、納得のいく就業場所や会社を探すことが重要となります。せっかく取得した資格を生かせるようにすることが大切です。

薬剤師の仕事内容や責任とスキル

薬剤師は、６年制の薬学課程を置いている薬学部を卒業して、国家試験に合格した人しかなることができません。仕事内容は、医薬品、調剤を通して治療を行ったり、人の健康を維持する、重大な責任を負う仕事です。医師が処方せんで指示している細かい薬の分量を、間違いなく調合しなくてはなりません。

患者の中には複数の投薬を受けている場合もありますので、患者から薬歴や病歴を聴き取って、投薬に問題がないか確認する必要があります。いわゆる医薬分業の考え方に基づき、薬の専門家の立場から医療に関わっていくことになります。

アレルギーや既往歴、副作用歴などを確認したり、比較的安価でありながら、効果が変わらないジェネリック医薬品の案内なども行います。調剤した薬については、別の薬剤師がチェックします。薬を患者に渡す際には、必ず薬の効用、服用方法、副作用など、丁寧な投薬指導が必要です。

このため、コミュニケーション能力も必要とされます。